RegRead

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RegRead[編集]

レジストリから値を読み出す。

RegRead, OutputVar, RootKey, SubKey [, ValueName]

Parameters[編集]

引数名 説明
OutputVar 読み出した値を格納する変数名。
RootKey HKEY_LOCAL_MACHINE HKEY_USERS HKEY_CURRENT_USER HKEY_CLASSES_ROOT HKEY_CURRENT_CONFIGのどれか。 HKLMのような短縮名も可能。
リモートのレジストリにアクセスしたい場合、 \\workstation01:HKEY_LOCAL_MACHINEのようにコンピュータ名と :をつける。
SubKey サブキーの名前。
ValueName 値の名前。
省略時は、サブキーの規定の値。

ErrorLevel[編集]

成功時は 0、失敗時は 1

A_LastError にOSのGetLastError()関数を呼び出した結果を格納。

AHKL [v1.1.04+] このコマンドは失敗した場合に例外をスローすることができる。詳細は実行時エラーを参照。

Remarks[編集]

扱える値の種類は以下のもののみ。

  • REG_SZ
  • REG_EXPAND_SZ
  • REG_MULTI_SZ
  • REG_DWORD
  • REG_BINARY

REG_DWORDは符号なし整数として読み出される。

REG_BINARYの値は、 01A9FF77......のような16進数列として読み出される。

REG_MULTI_SZはLF(`n)区切りのテキストとして読み出される。

v1.1.10.01以降、64Kを超えるREG_BINARY形式の値が扱えるようになった。

Loop (レジストリ)を使用すれば、複数のキーに同じ操作を行うことができる。

レジストリ内の64ビット精度の値を読み書きするには ここ が参考になる。

Related[編集]

RegDelete, RegWrite, Loop (レジストリ), SetRegView, IniRead

Example(s)[編集]

RegRead, OutputVar, HKEY_LOCAL_MACHINE, SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion, ProgramFilesDir
MsgBox, Program files are in: %OutputVar%

; The following example retrieves  the TYPE of a registry value (e.g. REG_SZ or REG_DWORD).
MsgBox % RegKeyType("HKCU", "Environment", "TEMP")
Return
RegKeyType(RootKey, SubKey, ValueName)  ; This function returns the type of the specified value.
{
    Loop, %RootKey%, %SubKey%
        If (A_LoopRegName = ValueName)
            Return A_LoopRegType
    Return "Error"
}