Catch
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Catch [v1.1.04+][編集]
AHKL Tryの実行中、エラー(例外)が発生した場合に実行するコードを指定する。
Catch [, OutputVar] Statement
Catch [, OutputVar] { Statements }
Parameters[編集]
引数名 | 説明 |
---|---|
OutputVar | (省略可) 例外の値を格納する変数の名前。 |
Statement(s) | 例外が発生した場合に実行する「コマンド/式」。 |
Remarks[編集]
Catchを使用するには、その上のTry(関連付け)に属している必要がある。
{
...}
を使用してその動作を変更する場合を除き、Catchは常にそれより上の最も近いの引き取り手のない Try に属する。
必要に応じて以下のような配置ができる。
Try { ... } Catch e { ... }
実行時エラー[編集]
Try-Catchは実行時エラーを処理するために使用することができる。
実行時エラーには2種類あり、通常ErrorLevelを設定したものと、通常現在のスレッドがエラーメッセージを表示した後に終了するもの。
Tryが実行される前にそれらが発生するのでロード時のエラーは扱うことができない。下位互換性(および利便性)の為、Tryブロックの実行中に実行時エラーのみ例外を送る。
ほとんどのコマンドはTry-Catchの使用をサポートする。しかし、コマンドが成功した場合でも依然としてErrorLevelは 0
に設定される。
OutputVar(存在する場合)に格納されている値は、次の分野を含むオブジェクトです。
What | 実行されたか、エラーが発生したときに実行しようとしたコマンドまたは関数の名前。 |
File | エラーが発生した行が含まれているスクリプトファイルのフルパス。 |
Line | エラーが発生した行番号。 |
Message | エラーメッセージまたはErrorLevelの値。 |
Extra | 利用可能な場合は、エラーに関する追加情報。 |
注意事項: これらの詳細は将来のバージョンで変更される可能性があるため、デバッグ目的でのみ使用する必要がある。
Related[編集]
Example(s)[編集]
TryのExample(s)を参照。