MouseMove

提供: AutoHotkey Wiki
移動: 案内検索

実行制御 | GUI表示 | 演算・変数 | メモリ・DLL操作 | 文字列操作 | キーボード | マウス | シェル | ウィンドウ | ウィンドウグループ
ステータスバー | コントロール | サウンド | ファイル | INIファイル | レジストリ | 環境変数 | AutoHotkey | その他 | 設定関係 | オブジェクト

MouseMove[編集]

マウスカーソルを移動する。

MouseMove, X, Y [, Speed, R]

Parameters[編集]

引数名 説明
X, Y マウスの移動先の座標。
通常はアクティブウィンドウの左上からの相対座標だが、CoordModeでスクリーン全体での絶対座標に変更できる。
数値の指定には を用いることが可能。
Speed 移動速度。
0(即座に移動)から 100(ゆっくり移動)までの値を指定。
省略時の値は、SetDefaultMouseSpeedで設定可能。(未設定時は 2)
R 第4引数に Rを指定すると、XとYは現在のカーソル位置からの相対座標として扱われる。

Remarks[編集]

ゲームなどでは、あまりに早くマウスカーソルが動くと不都合が発生する場合がある。
Speedを変更することで、時間をかけて移動させることができる。
Speedを0以外に設定して、マウスカーソルが移動している間は、新しいスレッドが割り込むことはできない。

マウスカーソルが移動している間、ユーザーがほかの操作を行えないようにするには、BlockInputコマンドを使用する。

マウス操作の後には、ほかのプロセスがマウス操作に確実に応答するために、短い休止が挿入される。
その長さは、SetMouseDelayで設定できる。

Related[編集]

CoordMode, SetDefaultMouseSpeed, SetMouseDelay, MouseClick, MouseClickDrag, MouseGetPos, SetKeyDelay

Example(s)[編集]

; マウスを別の位置へ移動する
MouseMove, 200, 100
; マウスをゆっくりと相対座標で(+20,+30)ほど移動する
MouseMove, 20, 30, 50, R