SetKeyDelay

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SetKeyDelay[編集]

SendControlSendコマンドでの1キーごとに挿入される間隔を変更。

SetKeyDelay[, Delay, PressDuration, Play]

Parameters[編集]

引数名 説明
Delay 間隔をミリ秒で指定。 -1で一切間を空けずに入力を行う。
初期値は 10
OSの仕様により、10ミリ秒単位より細かい指定はできない。
省略時は変更されない。
数値の指定には を用いることが可能。
PressDuration キーを押してから離すまでの時間を指定。 -1で一切間隔をあけずに即座に離す。
初期値は -1
省略時は変更されない。
なお、修飾キーを押し下げた後の待機時間もこの設定で変更される。

一部のゲームやアプリケーションでは押下と押下解除までの間に一定時間が必要なものに使う。
押下後のディレイのみで押下解除時にはディレイはしない。

Play 第3引数に Playが指定されていると、SendPlayコマンドやSendModeでPlayが指定されているときのSendコマンドの操作間隔が変更される。

Remarks[編集]

注意: SendInput ではこの設定は無視され、キーストローク間のディレイは一切無い。 SendMode, Input としたときの Send でも同様。

Sendコマンドなどは、アプリケーションが確実にキー操作に応答できるように、1キーごとに短い間隔をあけながら入力を発生させる。

0を指定した場合、0ミリ秒のSleepが実行され、ほかのプロセスが処理を行うことができる。
-1を指定すると、一切間を空けずに入力されるので、入力が終わるまでほかのプロセスに処理が回らない場合がある。

A_KeyDelay変数で現在の設定を参照できる。

この設定の基本値は、スクリプトの最初のAuto-executeセクションで設定する。
ホットキーなどで新たに起動されたスレッドでは、設定は基本値に設定される。

Related[編集]

Send, ControlSend, SetMouseDelay, SetControlDelay, SetWinDelay, SetBatchLines, MouseClick

Example(s)[編集]

SetKeyDelay, 0