SetEnv
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SetEnv[編集]
変数に値を代入する。
SetEnv, Var, Value Var = Value
Parameters[編集]
引数名 | 説明 |
---|---|
Var | 代入先の変数名。変数名の展開が使用できる。 |
Value | 代入する数値や文字列。変数名の展開が使用できる。 |
Remarks[編集]
デフォルトでは代入する値の前後にある半角スペースやタブは除去される。これは AutoTrim で変更ができる。
このコマンドは、名前が「SetEnv
」となっていて環境変数に何かを代入するような勘違いを起こしやすく、また前身である AutoIt v2 との互換性の為に残してある。AutoHotkeyではこのコマンドを用いても環境変数にセットすることはない。というのも、環境変数をスクリプトの変数として使うには速度が遅すぎることと、OSの仕様として環境変数に使えるのは32KBまでという問題があるためである。環境変数に値をセットするには EnvSet、参照するには EnvGet が別コマンドとして用意してある。
空文字列を代入することで、変数に割り当てられたメモリを開放できる。
変数に大きな文字列が格納される可能性がある場合は、不要になったら空文字列を割り当てて開放することで、メモリを無駄に消費し続けることを防げる。
Related[編集]
AutoTrim, EnvSet, EnvAdd, EnvSub, EnvMult, EnvDiv, If, Arrays
Example(s)[編集]
Var1 = This is a string. Color2 = 450 Color3 = %Var1%;擬似的な配列
Loop,10{ Array%A_Index% = %A_TickCount% } MsgBox,Array1 MsgBox,Array2;不要メモリの開放
string = %large_string% Gosub,use_string string =