PixelSearch

提供: AutoHotkey Wiki
移動: 案内検索

実行制御 | GUI表示 | 演算・変数 | メモリ・DLL操作 | 文字列操作 | キーボード | マウス | シェル | ウィンドウ | ウィンドウグループ
ステータスバー | コントロール | サウンド | ファイル | INIファイル | レジストリ | 環境変数 | AutoHotkey | その他 | 設定関係 | オブジェクト

PixelSearch[編集]

指定範囲に指定した色が存在すれば、その座標を取得する。

PixelSearch, [OutputVarX], [OutputVarY], X1, Y1, X2, Y2, ColorID [, Variation, Fast|RGB]

Parameters[編集]

引数名 説明
OutputVarX
OutputVarY
発見された場合X座標とY座標が格納される変数名。
省略可能。
X1,Y1 検索対象となる矩形の左上の座標。
通常はアクティブウィンドウの左上からの相対座標だが、CoordModeコマンドを使うとスクリーン全体での座標になる。
数値の指定には を用いることが可能。
X2,Y2 検索対象となる矩形の右下の座標。
通常はアクティブウィンドウの左上からの相対座標だが、CoordModeコマンドを使うとスクリーン全体での座標になる。
数値の指定には を用いることが可能。
ColorID 検索するカラーコード。
RGBを16進数で0xBBGGRRとなるようなフォーマットで指定。
PixelGetColorで取得することもできる。
Variation RGB各要素ごとの許容する誤差。
省略時は 0
Fast|RGB 以下のものを半角スペースで区切って指定する。
Fast 高速な検索方法を使用する。
システムのカラーモードが8ビット未満の場合動作しない。
24ビットや32ビットのほうがより高速になる。
通常の方法が縦方向を先に検索するのに対し、Fastモードは横方向を先に検索するため、見つかる座標が変わる場合がある。
RGB ColorIDが0xRRGGBBのフォーマットとみなされる。

ErrorLevel[編集]

色が見つかれば 0、見つからなければ 1、問題が発生していれば 2

AHKL [v1.1.04+] このコマンドは検索中に問題があった場合に例外をスローすることができる。詳細は実行時エラーを参照。

Remarks[編集]

検索対象にできるのは、画面に表示されている部分だけであり、ウィンドウの画面からはみ出している部分などの色は取得できない。
ただし、マウスカーソルの下の色は取得できる。

Fastモードを使用しない場合、まずX1,Y1の座標からX2の方向に検索され、次にY2の方向に1列移動して検索するという動作をX2,Y2が検索されるまで繰り返す。

あまり広い範囲を検索すると、処理負荷が大きくなるので注意。

Related[編集]

PixelGetColor, ImageSearch, CoordMode, MouseGetPos

Example(s)[編集]

PixelSearch, Px, Py, 200, 200, 300, 300, 16777215, 3, Fast
If ErrorLevel = 0
  MsgBox, A color within 3 shades of variation was found at X%Px% Y%Py%.
Else
  MsgBox, That color was not found in the specified region.