DriveGet
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DriveGet[編集]
ドライブの各種情報を取得。
DriveGet, OutputVar, Cmd [, Value]
Parameters[編集]
引数名 | 説明 |
---|---|
OutputVar | 情報を格納する変数名。 取得に失敗した場合は、空になる。 |
Cmd, Value | 取得したい情報の種類と、オプション。 下記を参照 |
Cmd, Value[編集]
List [, Type] | ドライブ文字の一覧。 CDEFGのように存在するドライブ文字を連結した文字列が取得される。 Typeには以下のドライブの種類を指定。省略時はすべてのドライブが取得される。 | |
CDROM REMOVABLE FIXED | 通常のHDDはこれ | |
NETWORK RAMDISK UNKNOWN | ||
Capacity (もしくは Cap), Path | ドライブの要領がMB単位で取得される。 Pathには C:\ などを指定。空き容量を取得するには、DriveSpaceFreeを使用する。 | |
Filesystem (もしくは FS), Drive | ドライブのファイルシステムの種類を取得。 取得結果は以下のいずれかになる。フォーマットされたメディアが入っていないドライブでは取得に失敗する。 Driveには C:\ のようなドライブ名や、 \\server1\dir1 のようなネットワーク上の共有フォルダを指定する。
| |
FAT/FAT32/NTFS/CDFS/UDF | ||
Label, Drive | ドライブのボリュームラベルを取得。 Driveには C:\ のようなドライブ名や、 \\server1\dir1 のようなネットワーク上の共有フォルダを指定する。
| |
SetLabel:NewLabel, Drive | ドライブのボリュームラベルを NewLabel に変更する。Driveには C:\ のようなドライブ名を指定。このコマンドを使う場合、OutputVarは省略する。 | |
Serial, Drive | ドライブのシリアルナンバーを整数値で取得。 Driveには C:\ のようなドライブ名や、 \\server1\dir1 のようなネットワーク上の共有フォルダを指定する。 SetFormatで整数の表示形式を変更できる。
| |
Type, Path | ドライブの種別を取得。取得結果は以下のいずれかになる。 | |
CDROM Removable Fixed | 通常のHDDはこれ | |
Network RAMDisk Unknown | ||
Status, Path | ドライブの状態を取得。取得結果は以下のいずれかになる。 | |
Unknown | フォーマットされていないなど | |
Ready | 使用可能 | |
NotReady | メディアが挿入されていないなど | |
Invalid | 存在しないパスや接続できないネットワークドライブ | |
StatusCD [, Drive] | CDやDVDなどの光学ドライブのメディアの状態を取得する。 Driveが省略されると、デフォルトの光学ドライブの状態が取得される。 OutputVarには以下の文字列が格納される。取得に失敗した場合は空になる。 | |
not ready | 書き込み実行中などの理由により、ドライブにアクセスできない。 | |
open | ドライブにディスクが入っていないか、トレイが開かれている。 | |
playing | ディスクを再生中。 | |
paused | 再生を一時停止中。 | |
seeking | シーク中。 | |
stopped | ディスクは入っているが、アクセスされていない。 | |
光学ドライブ以外のドライブではこのサブコマンドは使用できず、OutputVarは空になり、ErrorLevelは 1 になる。トレイを閉じた直後のメディア認識中にこのコマンドを実行すると、認識できるようになるまでスクリプトが停止する。 現在のところ、停止中はホットキーなどが効かなくなり、フックを利用しているとキーボード/マウス操作にラグが発生する。 Driveコマンドを使用することで、トレイを排出/格納することができる。 |
ErrorLevel[編集]
AHKL [v1.1.04+] このコマンドは失敗した場合に例外をスローすることができる。詳細は実行時エラーを参照。
成功時は 0
、失敗時は 1
。
Related[編集]
Example(s)[編集]
; This is a working example script.
FileSelectFolder, folder, , 3, Pick a drive to analyze:
If folder =
Exit
DriveGet, list, list
DriveGet, cap, capacity, %folder%
DriveSpaceFree, free, %folder%
DriveGet, fs, fs, %folder%
DriveGet, label, label, %folder%
DriveGet, serial, serial, %folder%
DriveGet, type, type, %folder%
DriveGet, status, status, %folder%
MsgBox All Drives: %list%`nSelected Drive: %folder%`nDrive Type: %type%`nStatus: %status%`nCapacity: %cap% M`nFree Space: %free% M`nFilesystem: %fs%`nVolume Label: %label%`nSerial Number: %serial%