ControlClick

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ControlClick[編集]

コントロールのクリックを発生させる。

ControlClick [,Control-or-Pos, WinTitle, WinText, WhichButton, ClickCount, Options, ExcludeTitle, ExcludeText]

Parameters[編集]

引数名 説明
Control-or-Pos 以下の2モードがある。
通常は直接指定モードで、座標指定モードにするには、Optionsに Posを指定する。
ここで何も指定しなかった場合は、ウィンドウ自身がクリックされる。
直接指定
モード
ClassNNやコントロール上のテキストでコントロールを直接指定。
ウィンドウ指定の方法参照。
座標指定
モード
ウィンドウの左上からの相対座標で対象コントロールの位置を指定する。
X100 Y100のような形式でX/Y座標を指定する。
指定した場所にコントロールがない場合、ウィンドウ自身がクリックされる。
WinTitle ウィンドウタイトルなど。
ウィンドウ指定の方法参照。
WinText ウィンドウに含まれるテキスト
WhichButton どのボタンでクリックするか。
L R M WU WDという省略形でも指定可能。
LEFT 左ボタン
RIGHT 右ボタン
MIDDLE 中央ボタン(ホイール)
WheelUp ホイールを上回転(Windows2000/XP専用)
WheelDown ホイールを下回転(Windows2000/XP専用)
X1 拡張ボタン(Windows2000/XP専用)
X2 拡張ボタン(Windows2000/XP専用)
ClickCount クリック回数。省略時は 1
Options 以下のものを列挙。
Pos Control-Or-Posの扱いを座標指定モードにする
D 押し下げのみで、離さない
U 離す
Xn n でクリックするX座標を指定。コントロールの左上からの相対位置。
Yn Y座標を指定
NA ウィンドウをアクティブ化させずにクリックを発生させる。
確実性が向上する場合があるが、一部のウィンドウには効果がない。
ExcludeTitle 除外タイトル
ExcludeText 除外テキスト

ErrorLevel[編集]

成功時は 0、失敗時は 1

AHKL [v1.1.04+] このコマンドは失敗した場合に例外をスローすることができる。詳細は実行時エラーを参照。

Remarks[編集]

一部のアプリケーションは、ホイール回転をClickCountで回数指定して送っても、1回とみなされてしまう。
その場合、下記のようにループで複数回コマンドを実行すればよい。

Loop, 5
  ControlClick, Control, WinTitle, WinText, WheelUp

Related[編集]

SetControlDelay, Control, ControlGet, ControlGetText, ControlMove, ControlGetPos, ControlFocus, ControlSetText, ControlSend, MouseClick

Example(s)[編集]

ControlClick, OK, Some Window Title	; Clicks the OK button
ControlClick, x55 y77, WinTitle	; Clicks at a set of coordinates. Note the lack of a comma between X and Y.