ErrorLevel

提供: AutoHotkey Wiki
移動: 案内検索

組み込み変数 ErrorLevel は、一部のコマンドでコマンドの成功/失敗などの結果を格納する。
多くの場合、0 なら成功、それ以外なら失敗。
一部コマンドでは 0 と 1 以外にもなるので、1 なら失敗とみなすという記述は良くない。
ErrorLevel は代入などによりスクリプト上から変更することも可能。

RunWaitコマンドは実行したプログラムの終了コードを ErrorLevel に代入する。
多くのプログラムは、正常に終了した場合終了コードは 0 になる。

ErrorLevel はスレッドごとに保持されるので、途中で割り込みが発生して値が変わってしまうということはない。

Example[編集]

; 指定ウィンドウが存在するまで1秒間待つ
WinWait, MyWindow, , 1
; タイムアウト(指定時間を経過しても対象ウィンドウが現れなかった)かどうかで処理を分岐
If (ErrorLevel <> 0)
  MsgBox, 指定のウィンドウは存在しません。
Else
  MsgBox, 指定のウィンドウは存在します。