EnvAdd

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EnvAdd[編集]

変数に値を加算する。

EnvAdd, Var, Value [, TimeUnits ]
Var += Value [,TimeUnits]
Var++

Parameters[編集]

引数名 説明
Var 加算対象とする変数
Value 加算する整数値、小数値、または
TimeUnits Valueの日付時刻の単位。 Seconds Minutes Hours Days のいずれかを指定。頭文字一文字でも可。

このパラメタが指定されたいると、VarYYYYMMDDHH24MISS形式の日付時刻フォーマットとみなされ、 Value で指定した値は TimeUnits で指定した単位で加算されるようになる。(過去に遡る場合はマイナス値を指定する)。

Var が値が空の場合、現在の日付時刻が使用される。Var の値が日付時刻として誤っている場合、Var の値は空になる。

二つのタイムスタンプの間の期間を算出するには EnvSub を利用する。

Remarks[編集]

Var++の形式では、1だけ値を加算できる。内部的には、 Var += 1とまったく同じである。

VarやValueの値が空だったり、数字以外のものからはじまる文字列だった場合は、 0であるものとして計算される。数字から始まっている文字列であれば、先頭の数字列(小数点以下含む)の数値であるとみなされる。

VarとValueの両方が小数点を含まない数字列の場合、結果は整数表記になる。いずれかが小数点を含む場合、結果は小数表記になる。結果の表記フォーマットはSetFormatで設定できる。

Related[編集]

EnvSub, EnvMult, EnvDiv, SetFormat, , If var is [not] type, SetEnv, FileGetTime

Example(s)[編集]

EnvAdd, MyCount, 2
MyCount += 2	; これは上と同じ
var1 =		; 変数を空にして、次の時刻加算で現タイムスタンプが利用されるようにする。
var1 += 31, days
MsgBox, %var1%	; 結果は現在より31日前のものとなる。