#InstallKeybdHook
実行制御 | GUI表示 | 演算・変数 | メモリ・DLL操作 | 文字列操作 |
キーボード | マウス | シェル | ウィンドウ | ウィンドウグループ
ステータスバー | コントロール | サウンド | ファイル | INIファイル |
レジストリ | 環境変数 | AutoHotkey | その他 | 設定関係 | オブジェクト
#InstallKeybdHook[編集]
ホットキーの設定に無条件でキーボードフックを適応させる。
#InstallKeybdHook
Remarks[編集]
キーボードフックはキー入力を監視して、ウィンドウズ標準ホットキ機能である。
RegisterHotkeyでは対応できないホットキーやホットストリングを定義することができる。また、Input コマンドにいくつかの機能を追加する。
キーボードフックを使用すると500KBほどメモリ消費が増えシステム全体のパフォーマンスがわずかに低下するため、通常は必要なとき以外はキーボードフックは有効化されない。明示的に本コマンドを利用しない場合でキーボードフックが適応されるのは以下の通り:
- ホットストリングの利用時
- キーボードフックを利用しないと設定できないホットキーがある場合
- SetCaps/Scroll/Numlock AlwaysOn/AlwaysOff を利用する場合
このコマンドを使用すると、無条件にキーボードフックを有効化できる。これにより以下のメリットが生じる。
- KeyHistoryコマンドでキー入力の履歴を表示できるようになる
- #HotkeyModifierTimeout の設定にかかわらず修飾キーの状態復元が確実に行われる
メインウィンドウのメニューやKeyHistoryコマンドで、フックが有効になっているかを知ることができる。
メインウィンドウのメニューやListHotkeysコマンドで、どのホットキーがフックで動作しているかを知ることができる。
このコマンドを使用すると、スクリプトは無条件に常駐状態になり、ExitAppコマンドを実行するまでスクリプトが終了しなくなる。
なお、Windows9x系ではキーボードフックは使用できない。
Related[編集]
#InstallMouseHook, #UseHook, Hotkey, #Persistent, KeyHistory
Example(s)[編集]
#InstallKeybdHook