#InstallMouseHook
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#InstallMouseHook[編集]
無条件にマウスフックを有効にする。
#InstallMouseHook
Remarks[編集]
マウスフックはマウスボタンへのホットキー定義やホットストリングの制御のためにマウス入力を監視するものである。なお、Windows9x系ではマウスフックは使用できない。
マウスフックを使用すると、500KBほど(キーボードフックと同時に使う場合は、50KBほど)メモリ消費が増え、システム全体のパフォーマンスがわずかに低下する。そのため、通常は必要なとき以外はマウスフックは有効化されない。
本ディレクティブで明示的に指定する場合以外でマウスフックが有効となるのは以下の場合である:
- マウスボタンへのホットキーが定義されている場合
- ホットストリングが定義されている場合(すべてに #Hotstring NoMouse が適応されている場合を除く)
このコマンドを使用すると、無条件にキーボードフックを有効化できる。これにより、KeyHistoryコマンドでマウスボタンの履歴を調べることができる。
メインウィンドウのメニューやKeyHistoryコマンドで、フックが有効になっているかを知ることができる。
メインウィンドウのメニューやListHotkeysコマンドで、どのホットキーがフックで動作しているかを知ることができる。
このコマンドを使用すると、スクリプトは無条件に常駐状態になり、ExitAppコマンドを実行するまでスクリプトが終了しなくなる。
マウスフックを有効にすると、マウスボタン操作のほか、マウスカーソルの移動もAutoHotkeyを通してから処理されるようになる。このため、CPU使用率が高まっているときなどにマウスの応答が悪くなる場合がある。Process, , Priority, High
としてAutoHotkeyのプロセスの優先度を高めることで、この状態を緩和できる。
Related[編集]
#InstallKeybdHook, #UseHook, ホットキー, #Persistent, KeyHistory, GetKeyState, KeyWait
Example(s)[編集]
#InstallMouseHook