Gui,Add,Slider

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Gui,Add,Slider[編集]

GUIウィンドウにスライドバーを追加する。

Gui, Add, Slider [, Options, Text]

Parameters[編集]

引数名 説明
Options オプションを半角スペース区切りで列挙。
Gui,Addの項参照。
Vで変数名を指定すると、現在の位置を数値で取得できる。
Gでラベル名を指定すると、スライダーの移動を完了したとき(キーやマウスボタンを離したとき)にサブルーチンが実行されるようにできる。
サブルーチンが実行されるときには、自動的にVで指定した変数に値が取得される。
Text 初期値を数値で指定する。
省略時は 0(0が範囲外の場合、上限か下限の0に近いほうの値)

固有のOption[編集]

AltSubmit スライダーが少しでも移動したらGオプションで指定したサブルーチンを実行する。
このとき、A_GuiControlEvent変数には以下のものが格納される。
これとは別に、値の変更が終わったときにはA_GuiControlEventがNormalのイベントも実行される。
0 左/上キーで値を減らした
1 右/したキーで値を増やした
2 PageUpキーで値を大きく減らした
3 PageDownキーで値を大きく増やした
4 マウスでのドラッグが終了したか、ホイールで値を変更した
5 マウスでのドラッグ途中
6 Homeキーで最小値に移動した
7 Endキーで最大値に移動した
Invert 設定・取得される値の大小の方向を逆にする。
通常は左もしくは上が小さい側になるが、Invertオプションを指定すると右もしくは下が小さくなる。
ToolTipオプションで表示されるツールチップの値は、逆転されない。
Vertical 垂直スライドバーにする。
上のほうが小さい値になる。
RangeL-H 最小値と最大値を設定する。デフォルトは 0-100
L に最小値を、H に最大値を指定。(例: Range0-100)
負の値を指定することも可能(例: Range-100--50)
必ずL よりH のほうが大きくなくてはいけない。
バーの左端がL 、右端がH に相当するようになる。
LineN N に矢印キーを押したときに変更される値の量を指定する。(例: Line10)
指定がなかった場合は、1ずつ増減する。
PageN N にPageUp/PageDownを押したときに変更される値の量を指定する。(例: Page20)
指定がなかった場合は、Rangeで指定した範囲の1/5。
Center スライダーの下を矢印のように尖らせない。
Left スライダーの下/右ではなく、上/左を尖らせる。
TickIntervalN N に目盛りの間隔を指定する。(例: TickInterval10)
指定しなかった場合、最大値と最小値の部分にしか目盛りは表示されない。
NoTicks 目盛りを表示しない。
ThickN N にスライダーの大きさを指定する。(例: Thick20)
ToolTip
ToolTipRight
ToolTipBottom
スライダーをドラッグしているときに現在の値をツールチップ表示する
Right/Bottomをつけると、表示位置を変更できる。
Rightは垂直スライドバー用、Bottomは水平スライドバー用。
Buddy1N 指定したコントロールをスライドバーの左端/上端に再配置する。
N に他のコントロールにVオプションで割り当てられた変数名を指定する。
Buddy2N 指定したコントロールをスライドバーの右端/下端に再配置する。
N に他のコントロールにVオプションで割り当てられた変数名を指定する。

Remarks[編集]

スライドバーは、マウスのほか、マウスホイールや矢印キー、PageUp/PageDown/Home/Endキーでも操作できる。

Related[編集]

GUI, Gui,Add