FileInstall

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FileInstall[編集]

スクリプトをAhk2Exe.exeで実行ファイル化するときに、指定ファイルを実行ファイル内に埋め込む

FileInstall, Source, Dest, Flag

Parameters[編集]

引数名 説明
Source 埋め込むファイルのパス。
相対パスで指定した場合は、#Includeで使用されるのと同じ基準ディレクトリからのパスになる。
"で囲んだり、変数や環境変数を含めたり、ワイルドカードを含めたりすることはできない。
相対パスで指定された場合は、スクリプトのあるディレクトリ(A_ScriptDir)からの相対パスとみなされる。
Dest 埋め込んだファイルを解凍するパス。
相対パスで指定した場合は、%A_WorkingDir%を基準としたパスとなる。
変数や環境変数を含めることもできる。 %TEMP%環境変数を使えば、システム共通の一時ファイル用フォルダに解凍できる。
Flag (オプション)ファイルが存在していた場合の処理設定、省略時は 0
0 ファイルがすでに存在しているときは解凍しない。(デフォルト)
1 Destで指定したファイルがすでに存在しても上書きする。

ErrorLevel[編集]

成功時は 0、失敗時は 1

AHKL [v1.1.04+] このコマンドは失敗した場合に例外をスローすることができる。詳細は実行時エラーを参照。

Remarks[編集]

コマンド名とSource引数は、必ず同じ行に記述しなければならない。

スクリプトにこのコマンドが含まれていると、実行ファイル化の際にSourceで指定されたファイルを埋め込む。
実行ファイル化されたスクリプトが実行される際に、埋め込まれたファイルはSourceで指定したパスに展開される。

ファイルは、圧縮・暗号化して埋め込まれる。

実行ファイル化されていないスクリプトでこのコマンドが実行されると、Sourceで指定したファイルがDestにコピーされる。
これにより、実行ファイルにせずに実行ファイル化後と同じ状態でテストが行える。

Related[編集]

FileCopy, #Include

Example(s)[編集]

FileInstall, C:\My Documents\My File.txt, %ProgramFiles%\My Application\Readme.txt, 1